ANIMALIZE by Atsushi Matsumoto
大阪芸術大学 デザイン学科 プロダクトデザインコース
家具と暮らす。
普段から身近にある家具を道具として使用するだけでなく、共に暮らすという考えのもと日々の生活に取り入れることから生まれた新しい感覚や、価値観を体験できる家具の提案。
家具 + 動物
生活の中にある身近な家具を動物化させることで、普段の生活をより楽しむきっかけになると考え、動物的な要素として生態、特徴、仕草をプラスさせることで家具がその場に生息しているように思え、共に暮らしているような体験ができるシリーズ家具。
Sardine / light
1匹、1匹は弱弱しいですが、群れを作り大きな捕食者から身を守るイワシ。太陽を囲むイワシの群れはまさに自然が生み出す芸術。光源を太陽に見立てキラキラ輝くイワシが空間を泳ぐように存在する照明。
Zebra /table
白黒の縞模様で群れることで広いサバンナで1頭1頭の見分けを、つけにくくする生態から一つでは小さなテーブルですが、複数使用することでダイ二ングテーブルに群れるができるテーブル。
Turtle / stool
ゆっくりとマイペースな存在で知られるカメは1頭1頭しっかり地を踏み生きています。甲羅は硬く頑丈なカメですが、やわらかくふかふかなクッションを使用することで、気持ちよく使いやすいスツール。
Woodpecker / pole hanger
木にとまり、穴を開けることで知られるキツツキ。ポールハンガ―にすることで、特徴的な木のとまり方を表現した。使用中と、使用していない時で見え方が変わり、またキツツキの高さを変えれることがポイント。
Animalizeは家具の進化と、動物の進化からなる新たな存在になると考えます。
words: Atsushi Matsumoto
CREDIT
作品名:Animalize
氏名 :松本 陸
学校名:大阪芸術大学 デザイン学科 プロダクトデザインコース
卒業年:2020