PARCHE by Kurumi Hayashi
大阪芸術大学 デザイン学科 空間デザインコース
「公園 (Park) と市場 (marché) の交差を意識した散歩の延長線上の買い 物」をコンセプトとした空間提案です。with コロナにより、新しい生活 基準と価値観が求められる現代に対応した、子供から大人までコミュニ ケーションできる、パークマネジメント的提案です。
今後、コロナ禍など様々な観点から、開放的な新しい空間が生まれるだ ろうと予測し、この PARCHE( パルシェ ) のように散歩の途中にふらっと 気軽に訪れることの出来るスーパーマーケットを計画します。 スーパーマーケットの密集感からの開放を目指し、また時代の変化により 商店街からスーパーマーケットへの変化によって失われたコミュニケー ションを追求します。
建設地は大阪の経済、文化、行政の中心でありながら、芸術や文化の発信拠点の役割を担っている中之島公園です。
利用者へのアプローチに、「HAGUKUMI」コミュニケーションを提案し、 市場での買い出し、その場で出会った人との会話、公園で遊んで育む交流 の場を作ります。 またデザインも同様に、二葉から、新しい自然と安らぎの空間を成長させ ていく「HAGUKUMI」のイメージをつけています。双葉の形をした屋根 は 1 日に一周回る構造で、雨の日には屋根が畳むように、自然と共に変化 し続けます。
words: Kurumi Hayashi
CREDIT
作品名:PARCHE
氏名 :林 来未
学校名:大阪芸術大学 デザイン学科 空間デザインコース
卒業年:2021
応募カテゴリー:インテリアデザイン