Winding —夢中の服探し—

桑沢デザイン研究所 スペースデザイン専攻

 
 

EN

 
 

「私的自己意識」を触発する、“夢と現実を横断する”かのような体験をともなった、服と対峙するための空間を考えた。「従来の私」から離れた状態で服との対峙や服の制作を行うことのできる、美術館のようなブティックを目指した。「夢かと思っていたら、現実だった。」「現実かと思っていたら、夢だった。」というような、二つの世界線の曖昧な横断(二つの世界線の主観視と客観視)を、連続的に空間体験することで、「異次元の私」を模索する。そして、自身の内的状態を一着の服として表現し、自身の心と向き合い、服との対峙によって、他者の心とも向き合うことのできる商業空間の提案である。

ドレープ状のエキスパンドメタルによって空間を隔て、ドレープに沿って動線やエレメント要素を這わせることで、「二つの世界線の横断」をシークエンスとして体感できるインテリア空間を考えた。

words: Kouki Yanase

 

CREDIT

作品名:Winding —夢中の服探し—

氏名 :簗瀬晃希

学校名: 桑沢デザイン研究所 スペースデザイン専攻

卒業年:2021

応募カテゴリー:インテリアデザイン

 

RELATED POST

#STUDENT

 

#MOST POPULAR