UNI by Hanaka Kato
武蔵野美術大学 工芸工業デザイン学科 インテリアデザイン専攻
見えているようで見えてないもの。
私たちの周りは完成品で溢れている。けれどその物が何を原料に、どうやって加工され、誰 がどれくらいの時間をかけて作っているのか、プロセスは知らない。情報が溢れ表層的にな ってしまった現代で私たちは何をわかっているのだろう。
木が木材になるまでには伐採、製材、乾燥、加工、多くの時間と労力がかかる。自然の全ては複雑に絡み合いながら成立している。こういった複雑なものを簡略化するのではなくう まく自然と共生する一つの回答として Tree と wood の境界を探る。
廃棄になるはずだった道路沿いの街路樹の丸太一本から材を切り出しプロダクトを制作し た。最小限のカット数で生み出された uni は生物のエネルギーと木材の両面を併せ持つ。 木は重くてみずみずしい。
昔の人が当たり前のように感じていた感覚を私たちは知らない。均質化することでこぼれ 落ちてしまうものこそ大切なのではないだろうか。
words: Hanaka Kato
CREDIT
作品名:uni
氏名 :加藤花香
学校名: 武蔵野美術大学 工芸工業デザイン学科インテリアデザイン専攻
卒業年:2022
応募カテゴリー:家具デザイン
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