Scrapdrum Chair by Gota Mino

東京造形大学 デザイン学科 室内建築専攻領域

 
 

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廃材には誰かが使っていた物語があり、傷や凹み、錆などが記憶として残っている。

私は瀬戸内海に浮かぶ香川県丸亀市の広島にある青木石採石場にガソリンなどの燃料を輸送するために使用されていた廃ドラム缶を材料とした。

最盛期には広島で少なくとも68丁場があったとされるが現在は数少なくなっており、人口も低下している。

しかしそこには、人々の長い歴史が残り続けている。それは決して失ってはならない。

廃材の魅力を損なわず、場所特有の色をも持ち、新しい価値を持つものを目指した。


words: Gota Mino

 

CREDIT

作品名:scrapdrum chair

氏名 :三野豪太

学校名: 東京造形大学 デザイン学科 室内建築専攻領域

卒業年:2023

応募カテゴリー:家具デザイン

サイズ:410×670×880mm

素材:廃ドラム缶

 

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