STRANGE TENSEGRITY TABLE 3 by DDAA LAB
Prototype
Strange Tensegrity Table 3 | DDAA LAB | photography: Kenta Hasegawa
DESIGN NOTE
テンセグリティー構造を用いたテーブル
中空に固定された一本の枝




photography : Kenta Hasegawa
words : Reiji Yamakura/IDREIT
DDAA/DDAA LABを率いる元木大輔がデザインしたテーブル。圧縮材と張力材を組み合わせたテンセグリティー構造を用いたテーブルとして3作目となるプロトタイプだ。ワイヤーで固定された木の枝を中空に浮かせることで、「アートのように鑑賞の対象とすることを意図した」とデザインの意図を元木は語る。通常であれば垂直材3本と水平材3本で構成するところを、あえて水平材を1本減らし、形状解析した上で緻密に各部材の位置を決定したという。
(文中敬称略)
連作のコンセプトやデザインの背景は「Interview with DAISUKE MOTOGI —part 2」をご覧ください。
DETAIL
水平材の一本には、髑木(しゃれぼく)を用いた。形状解析は、建築家の木内俊克氏に協力を依頼したという。
CREDIT + INFO
名称:Strange Tensegrity Table 3
デザイン:DDAA LAB 元木大輔 角田和也 山田陽平
製作:DDAA LAB
完成:2019年9月
素材:ステンレス丸パイプ、ワイヤー、ガラス、髑木
サイズ:W1200, D2000, H908