DOTCOM SPACE TOKYO by Keiji Ashizawa Design

Cafe & community space | Tokyo, Japan

 
dotcom space Tokyo | Keiji Ashizawa Design | photography : Takumi Ota

dotcom space Tokyo | Keiji Ashizawa Design | photography : Takumi Ota

 

DESIGN NOTE

  • 要素を削ぎ落としたカフェスペース

  • ミニマルなデザインと有機的な要素のミクスチャー

  • オリジナルデザインされた石巻工房の家具

 

photography : Takumi Ota

words : Reiji Yamakura/IDREIT

EN

 
 

東京・原宿に計画された、北京を本拠地とするテクノロジー企業、dotcomが展開するコミュニティースペース。dotcom社のテクノロジーを体験できるショールームと、快適なカフェ機能が複合した空間である。

北京やサンフランシスコに展開するdotcom spaceの東京店として、シンプルな明るい空間に、ほのかに東京らしさ、日本らしさの表現が加えられている。カウンターまわりの木の使い方、屋外の砂利、そして、スツールの座面に用いられた淡いブルーがそれだ。

店内では、dotcom社が開発した、バリスタの手の動きを再現してコーヒーを淹れる自動ハンドドリップマシーンなどを実際に目にすることができる。ライフスタイルに馴染むテクノロジー提案を掲げる同社の企業コンセプトを元に、「無駄を削ぎ落としたクリーンな線に、有機的な要素を加え、テクノロジーと人を繋ぐ居心地の良さを実現した」ものという 

 

DETAIL

カフェカウンターには、dotcom社が開発した自動ハンドドリップマシーンが設置されている

カフェカウンターには、dotcom社が開発した自動ハンドドリップマシーンが設置されている

石巻工房のKOBO COFFEE TABLEと、円形の座面を一部切り欠いたデザインのKOBO SIDE STOOL

石巻工房のKOBO COFFEE TABLEと、円形の座面を一部切り欠いたデザインのKOBO SIDE STOOL

店内の椅子は同じくKOBO HIGH STOOL。座面のブルーは東京らしい色として選ばれた。

店内の椅子は同じくKOBO HIGH STOOL。座面のブルーは東京らしい色として選ばれた。

ミーティングスペースの左手の壁にはホワイトボードとして使うことのできる内装用軽量カラーガラスを用いた

ミーティングスペースの左手の壁にはホワイトボードとして使うことのできる内装用軽量カラーガラスを用いた

 

CREDIT


名称: dotcom space Tokyo

設計: 芦沢啓治建築設計事務所 芦沢啓治 Chaoyen Wu 古市翼

施工: Tank

ランドスケープ:橋内庭園設計

家具協力:石巻工房、Karimoku New Standard

ファブリック協力:Kvadrat

所在地:東京都渋谷区神宮前1-19-19 B1F

経営: dotcom Japan 株式会社

竣工:2019年2月

面積:348.93m2

用途: コミュニティスペース + カフェ 

仕上げ材料:

カウンター天板/モルタル カウンター腰/オーク突板t3 

床/モルタル金ゴテ仕上げ 

外部床/砂利敷き 

ホワイトボード/内装用軽量カラーガラス(LACOBEL PLUME) 

 

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