新刊「天童木工とジャパニーズモダン」

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2020年に創業80周年を迎えた、木工家具メーカーの天童木工のこれまでの歩みを膨大なビジュアルとともにまとめた書籍「天童木工とジャパニーズモダン」が青幻舎から発行された。

同書の中では、天童木工のこれまでの歴史に立ち返るプロジェクト「TENDO JAPANESE MODERN / 80 PROJECT」において、熊野亘、二俣公一、中村拓志の三者にデザインを依頼して開発された三脚の新しい椅子のバックストーリーが詳しく紹介されている。

 
 

また、80年におよぶ歴史の中で、丹下健三、坂倉準三、柳宗理、剣持勇らとともにつくりあげてきたデザインを豊富な写真で紹介するとともに、川上元美、隈研吾、ナガオカケンメイ、中原慎一郎、トネリコ(米谷ひろし、君塚賢、増子由美)らへのインタビューを含め、木工家具のつくり手という彼らの立ち位置から、現代に至る日本のデザインの大きな流れを俯瞰した読み物となっている。

 

書名:天童木工とジャパニーズモダン 

発行:青幻舎

監修:天童木工

企画・プロジェクトディレクション:南木隆助

アートディレクション:高橋万実子

編集・執筆:山田泰巨

デザイン:荻野沙理・柴田胡桃


 

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