BRASS CABINET by KITA WORKS
BRASS CABINET | KITA WORKS
DESIGN NOTE
真鍮だけで構成した繊細なキャビネット
オリジナルのロック機構
無塗装とした真鍮のきらめき





photography : KITA WORKS
words : Reiji Yamakura/IDREIT
岡山を拠点とするKITA WORKSが、2020年2月にMÜTTEで開催された個展「KITA "Brass"」で発表した真鍮製のキャビネット。溶接加工の難易度が高い真鍮を巧みに扱い、細い無垢の真鍮を組み上げて繊細なシルエットを実現している。観音開きタイプのロック機構はオリジナル。無塗装とした真鍮の表面は、深みのある質感を見せる。
KITA WORKSの木多隆志さんに製作プロセスを聞いたインタビューはこちら
DETAIL
片開きタイプ、観音開きタイプともに、中央のつまみを90°回転させるオリジナルのロック機構を用いている。
扉が真鍮のタイプもつくられた。岡山市内のギャラリー「MÜTTE」では、引き続き2021年にも個展を計画中という。
CREDIT + INFO
名称:BRASS CABINET / KITA
デザイン・製作:KITA WORKS 木多隆志
素材:真鍮無垢材 + ガラス
サイズ:観音開き・W800 × D360 × H1600、片開きM・W425 × D425 × H1650、片開きS・W400 × D400 × H1450、ウォールキャビネット(ガラス)・W450 × D190 × H550、ウォールキャビネット(真鍮)・W1240 × D200 × H250