OIYA by JIN KURAMOTO STUDIO
Tile
OIYA | JIN KURAMOTO STUDIO | photography : Isao Hashinoki
DESIGN NOTE
淡路瓦の技術でつくられたタイルとブロック
湿式の製法による自然なゆらぎ
不均一さを持ち味とするカラーバリエーション






photography : Isao Hashinoki
words : Reiji Yamakura/IDREIT
東京を拠点とするJIN KURAMOTO STUDIOがプロダクトデザインを手掛けた、淡路瓦の窯元3社が連携したプロジェクト「Oiya」から発表されたタイル。Oiyaは、淡路瓦の製法を用い、新しい建材製品を創出しようというプロジェクトだ。
すべてのプロダクトのデザインを手掛けた倉本仁は、「淡路瓦の個性である、個々の歪みや不揃いな“ゆらぎ”のような要素をポイントとして、有機的なタイルをデザインしました。形を考える上では、設計者が使いやすいようデザインし過ぎないことを意図しています。これらの建材をきっかけに淡路瓦に興味をもってもらい、Oiyaが誰もが参加できるオープンプラットフォームになり、淡路の瓦産業が活気づくことを目指しています」と語ってくれた。Oiyaという名称は、北欧で島を意味する言葉oyに由来しており、同時期に発表された第一弾となるプロダクトには、複数のタイルとブロック、そしてベンチなどの家具が含まれている。
(文中敬称略)
JIN KURAMOTO STUDIOの倉本仁さんにOiyaのコンセプトを聞いたインタビューはこちら
DETAIL
H字型に押し出し整形したものを、Hの横棒にあたる中央部で割ってから焼いた、中央に荒々しいテクスチャーを見せる「T-01」。焼成時の窯の中の位置によりできる色の違いが個性となる。
厚さ95mmのブロックの中央に穴を穿ったデザインの「B-02B」。穴のないタイプは「B-02A」。
60mm幅の細長い形状に二つの山のような凸部を設けたことで、並べた時に織物のような表情をつくり出すタイル「T-06」
淡路島は良質な粘土を産出するため、日本有数の瓦の生産地として知られている。
CREDIT
プロジェクト名:Oiya
メーカー名:タツミ、御原特殊瓦、野水瓦産業
デザイン:JIN KURAMOTO STUDIO 倉本 仁
アートディレクション:desegno ltd. 谷内晴彦
・
素材:瓦
サイズ(仕上げ):
T-01 / W300×H93×D30(窯変-茶、窯変-黒、いぶし)
T-06 / W275×H60×D22(窯変-茶、窯変-黒、いぶし)
B-02A / W95×H195×D118(窯変-茶、窯変-黒)
B-02A / W100×H205×D125(いぶし)
B-02B / W95×H195×D118(窯変-茶、窯変-黒)
B-02B / W100×H205×D125(いぶし)