NINKIPEN! / YASUO IMAZU
赤井さんのこと
大阪を拠点に活動している為、東京でのPJは決まって赤井さんにお願いし、段取りの良さと妥協の無い働きっぷりに絶大なる信頼を寄せていた。
発表することのない所謂クライアントワークをお願いした時もその姿勢は変わることがなく、頭が下がるばかりだったし、裁判に巻き込まれた(書いて良いのか!?)時も設計者の僕を責めることは一切なかった。
赤井さんの拠点であるアンドエス東京支社の社屋を設計させてもらったことや、大阪出身で歳が近いこと、工事をお願いした服屋さんの上顧客になってくれたことなど、色々と縁があって、設計と施工との立場を超えて付き合うことができた。
唐突ですが、赤井さんにぴったりな食べ物は寿司だと思う。絵になる。
「東京の寿司は大阪と比べ物にならないので今度ご一緒しましょう!」と誘われて「大阪時代はお金が無くって良い寿司を食べれなかっただけでしょう!?」と返し、店まで予約してくれたのに、直前に僕の東京出張が中止になってしまい実現できなかったのが、今となっては悔やまれてならない。
この写真展に参加している方々や、金光さん、アンドエスの皆さん、赤井さんを偲びながらいつか寿司をつまみましょう。
献杯